フィギュアを久々に箱から出したらベタついてる...。
なんでファギュアって、ベタつくことがあるの?
フィギュアのベタつきを取るにはどうすればいい?
久々にフィギュアを箱から出して触ったら、ベタついていて悩んでいる方は多いのではないでしょうか?
なんとかベタつきを取り除きたいですよね。
フィギュアがベタつく原因は、フィギュアに含まれている可塑剤(かそざい)であることがほとんどです。
可塑剤(かそざい)を取り除けば、フィギュアのベタつきをキレイにすることが可能です。
そこで、今回はフィギュアのベタつきを取り除く方法を紹介したいと思います。
フィギュアのベタつきに悩んでいる方は、この記事を参考にキレイに掃除をしてみてください!
フィギュアがベタつく原因は可塑剤(かそざい)
フィギュアのベタつきは、素材に含まれている可塑剤(かそざい)が原因です。
可塑剤(かそざい)とは、塩ビ、PVC、ソフビなどの素材を加工上柔らかくするもので、フィギュアや玩具などやわらかいモノ程、可塑剤(かそざい)が多く含まれています。
可塑剤(かそざい)は時間の経過と共に、フィギュアの表面に出てくる性質があります。
そのため換気の悪い場所にフィギュアを保存していると、可塑剤(かそざい)の逃げ道がなく、フィギュアの表面に付着してベタついてしまうのです。
箱から出していないフィギュアがベタついているのは、表面に付着した可塑剤が原因です。
フィギャアのベタつきを取り除く方法
フィギュアのベタつきは、中性洗剤で洗えば取り除けます。
ただ、軽いベタつきと重いベタつきで洗い方が変わります。
軽いベタつきと、重いベタつきの洗い方を、下記で紹介しているので参考にしてみてください!
軽いベタつきは中性洗剤の泡で洗う
ちょっとしたべたつきなら、中性洗剤を泡にして手でやさしくこすって洗いましょう。(洗顔するときのようなイメージ)
これだけでもだいぶべたつきが取れます。
注意したいのが、洗った後はやわらかい布で拭くこと!
ティッシュなど繊維があるもので拭くと、べたつきが残っている場合、繊維がフィギュアにこびりついてしまいます。
僕はフィギュアではないのですが、可塑剤(可塑剤)が付着したキーボードを、ティッシュで拭いてしまって悲惨なことになりました...。
その後一生懸命洗いましたが、キレイにならなかったです(泣)
重いベタつきは水で薄めた中性洗剤に浸け置く
重いベタつきの場合は、中性洗剤を水で薄めたものにフィギュアを浸けておきましょう。
コップや大きめの容器に「水5:洗剤1」の液体をつくり、その中に分解したフィギュアを12時間ほど浸けます。
12時間つけたあとに、中性洗剤を泡にして優しく手で洗うとさらに効果的です。
ベタつきがひどいフィギュアは、この方法でかなりスッキリします。
参考:【お悩み解決】 フィギュアがベタベタした時はどうしたらいい?の巻!
フィギュアのベタつきにクレンザーを使用するのはダメ!
フィギュアのベタつきにクレンザーを使用するのは止めておきましょう!
液体状のクレンザーでもベタつきを取ることができますが、クレンザーには研磨剤が入っているため、フィギュアが傷ついてしまう可能性があります。
とくにツヤのあるパーツなどは、ツヤ消しになってしまうことも…(泣)
そして、粉のクレンザーは絶対に使わないこと!
粉のクレンザーでフィギュアを洗うと傷だらけになってしまいます。
ベタつかないように保管する方法
フィギュアには可塑剤(かそざい)が含まれているため、ベタつきを完璧になくすことはできません。
ただし、保存方法を工夫すれば、ある程度べたつかないようにすることが可能です。
フィギュアを保管するときは、これから紹介する方法を意識してみてください。
直射日光に長時間当てない
フィギュアを直射日光に長時間当てないようにしましょう。
フィギュアが直射日光に長時間さらされると、可塑剤(かそざい)の気化が早まってしまいます。
窓際にフィギュアを飾っている人は、直射日光が当たらないように注意してください。
ただ、僕は窓際にフィギュアを飾っていたのですが、換気がいいところだったので、ベタつきはほとんど感じませんでした。
長時間の密封状態を避ける
箱・ブリスターに長時間入れっぱなしだと、フィギュアがべたつきます。
箱・ブリスターに入れてフィギュアを保管したい方は、めんどくさいですが定期的に取り出して換気をしましょう。
ちなみに中古屋さんで長時間売れていないフィギュアは、ベタついてることがあります...。
確認できる場合は、ベタつきがないか購入前に確認しておきましょう!
まとめ『フィギュアのベタつきを簡単に取る方法』
フィギュアのベタつきは可塑剤が原因であることがほとんどです。
可塑剤は、中性洗剤で洗えば取り除くことが可能です。
少量のベタつきなら、中性洗剤を泡立てて手で洗いましょう。
ベタつきが酷いようなら中性製剤を溶かした水に、フィギュアを漬けてから泡で洗います。
直射日光や換気が悪いところにフィギュアを保管していると、可塑剤が浮き出てきてベタつくので注意が必要です!